みなさん、Account Engagementの外部アクション機能はご存じでしょうか?フォームの完了アクションやEngagement Studioなどから、外部サービスの処理を自動的に呼び出せる便利な機能です。一見難しそうに聞こえますが、使いこなせばAccount Engagementと外部システムをスムーズに連携させる強力なツールになります。今回は、実際の設定画面を見ながらその仕組みと使い方を解説していきます。外部アクションとは?「外部アクションって具体的に何?」と思われる方もいるかもしれません。簡単に言うと、フォーム送信などAccountEngagement内で発生したアクションをきっかけに、外部のシステムで処理を実行させる仕組みのことです。例えば、こんな場面はありませんか?フォームを送信したお客様に対して、すぐに商談を作成したいフォームを送信したお客様に対して、すぐにケースを作成したいAccountEngagementのデフォルト機能では実現できないことを実現することができる機能です。AccountEngagementでは、外部アクションを活用することで、フォーム完了アクションや Engagement Studio などから Salesforceフローを呼び出すことができます。つまり、マーケティングオートメーションの範囲をAccountEngagementの外に広げる橋渡し役となる機能です。外部アクションの活用以前の記事では、ユーザーがフォームを送信するときにそのブラウザURL内のUTM値を自動でキャプチャし、Salesforce上に保存することで「どの広告チャネルから来たユーザーがコンバージョンしたのか」を明確に把握する方法をご紹介しました。そこで今回は、外部アクションを使って、プロスペクト(リードや取引先責任者)がフォームを送信したときに最新のフォーム送信日を自動で記録する方法を設定してみましょう。今回の例では、今回の例ではSalesforceのフローをフォームの完了アクションで呼び出してみましょう。それでは実際に、フローを作成して設定していく手順を見ていきましょう。設定手順外部アクションを利用する準備初期状態では、AccountEngagement側に外部アクションの候補は表示されません。まずは Salesforceでフローを作成し、それをAccountEngagement に連携させる設定を行いましょう。フローの作成ホーム画面のサイドメニューから[プロセスの自動化]の中の[フロー]を選びます。[新規フロー]からフローの作成を開始します。カテゴリは[自動起動フロー(トリガーなし)]を選択します。アクションを追加して各項目を下記の通りに設定します。表示ラベル:リードを更新API参照名:UpdateLeadレコードを識別する条件を指定し、項目を個別に設定オブジェクト:リードレコードを更新する条件の要件:すべての条件に一致(AND)項目:リードID演算子:次の文字列と一致する[リードレコードを絞り込み]の[値]は新規リソースを作成して下記のように設定します。リソースの種別:変数API参照名:CrmIdデータ型:テキストフロー外部での可用性:入力で使用可能[リードの項目値をレコードに設定]の項目は下記のように設定します。項目:最新フォーム送信日値:実行中のフローインタビュー>CurrentDate※最新フォーム送信日というカスタム項目があることを前提としております。任意の名前をつけて保存すれば、フローの作成が完了します。AccountEngagement への連携ホーム画面のサイドメニューから[AccountEngagement]の中の[マーケティングアプリケーション拡張]を選びます。[作成]から新規マーケティングアプリケーションを作成します。この時忘れずに[自動化で有効]にチェックを入れて保存してください。[関連]タブを選択し、[ビジネスユニットの割り当て]に自社を設定して保存します。次は[アクション種別]の設定をします。アクション名とAPI参照名を入力し、[呼び出し可能なアクション]のプルダウンで先ほど作成したアクションを選択して保存します。完了アクションの[外部アクション]にフロー作成前は候補が表示されませんでしたが、作成したアクションが表示されるようになっているので設定します。フロー内で定義したCrmIdという変数に{{Recipient.ID}}という差し込み項目でIDを渡します。渡されたIDを使って、Salesforce内をレコード検索し、検索に合致したリードの「最新フォーム送信日」を更新するようなフローをAccountEngagemnetのフォームが送信されたタイミングで起動することができます。Salesforce内をレコード検索し、検索に合致したリードの「最新フォーム送信日」を更新するようなフローをAccountEngagemnetのフォームが送信されたタイミングで起動することができます。CrmId入力欄の左下[差し込み項目]ボタンを選択して下記のように設定し、挿入します。{{Recipient.ID}}について{{Recipient.ID}}とは、プロスペクトが持つSalesforceのIDとなります。プロスペクトが取引先責任者であれば、取引先責任者IDが返ってきますし、まだリードの状態であればリードIDが返されます。SalesforceにはPrefixという概念があり、リードの場合は00Qという文字列で始まり、取引先責任者の場合は、003という文字列で始まりますので、どの文字列で始まるかによってフロー内で分岐を分けることも可能だと思います。まとめいかがでしたでしょうか?SalesforceのフローをAccountEngagementから起動することによって、AccountEngagementだけではできないようなレコードの作成や、レコードの更新などを行うことができます。今回は日付データの更新でしたが、ケースの作成や特定項目の更新商談の作成や特定項目の更新など、用途に応じて自由に自動処理を組むことができますね!他にもAccountEngagementの運用でお悩みなどがありましたらお気軽に下記フォームよりお問い合わせください。